【お問合せ】
ディジタルハイテスタの仕様に「温度係数」という項目があります。温度係数とはどのように計算したらいいでしょうか?
【回答】
例えばディジタルハイテスタ3238の2000mVレンジの測定確度は、以下の様に規定されています。
23℃±5℃、80%rh以下(結露なきこと)
±0.010%rdg.±2dgt.(温度係数:±10ppm rdg.±0.2dgt./℃)
これは、18℃~28℃の環境で測定した場合の確度規定で、この範囲以外だと温度係数の分が確度に加算されますという意味です。
たとえば冬場のこの時期、13℃の環境で測定した場合の確度は、以下のように計算します。
(使用環境の規定とは5℃の差がありますので温度係数を5倍します)
5×(±10ppm rdg.±0.2dgt.)=±50ppm rdg.±1.0dgt.=±0.005%rdg.±1.0dgt.
これを基本確度に加算します。
±0.010%rdg.±0.005%rdg.±2dgt.±1.0dgt. = ±0.015%rdg.±3.0dgt.
これが13℃の環境で測定した場合の確度になります。
ちなみに3238の使用温湿度範囲は0℃~40℃、80%rh以下(結露なきこと)と規定されています。
これは確度保証温湿度範囲という名目で記載している製品にも同様の計算で確度計算ができます。
※3238は2022年4月に廃止となっております。
【修正】2021年6月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。