【お問合せ】
短絡しない測定方法において、絶縁抵抗計IR4053の測定電圧(500V/1000V)が、太陽光パネルに印加されて問題になることはないのでしょうか?
【回答】
P-E間の測定においては、バイパスダイオードが健全な状態(または短絡)であればパネルには異常電圧は印加されません。(絶縁抵抗測定中においてもパネルの端子間電圧は、パネルの発生電圧のままです。)
また、バイパスダイオードがオープン故障の場合でも、昼間の日射を受けている状態であれば、特に問題はありません。(JIS絶縁抵抗計のような負極性の電圧を発生する絶縁抵抗計を使用することが前提です。)
まとめると、昼間の測定においてはパネルに絶縁抵抗計の電圧が印加されることはありません。(電池の直列接続のような状態になります。)
夜間など、発電していない状態においてはバイパスダイオードがオープン故障の場合はセルに絶縁抵抗計の電圧が印加されることになりますので、最悪の場合、故障につながる可能性があります。
夜間等、日射がない場合は、短絡する測定方法をお勧めします。
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。