【お問合せ】
4端子抵抗測定法の測定原理を教えてください。
【回答】
HIOKIの抵抗計では、小さな抵抗を確実に測定するため4端子法を用います。
一般のテスタは2端子測定(図1参照)となり、測定リードそのものの導体抵抗が、被測定抵抗に加算され誤差の原因となります。一方、4端子測定(図2参照)は、定電流を供給する電流源端子と電圧降下を検出する電圧検出端子から構成されています。被測定抵抗に接続された電圧検出端子側のリード線には電圧計の入力インピーダンスが高いため、ほとんど電流が流れませんので、測定リードの抵抗や接触抵抗の影響を受けずに正確に測定することができます。
Iは被測定抵抗R0、配線抵抗r1、r2に流れます。よって、測定する電圧は、 E=I(r1+R0+r2)で求められ、配線抵抗r1、r2を含んだ値になります。
Iはすべて被測定物R0に流れます。したがって、r3、r4の電圧降下は0となり、測定する電圧Eと被測定抵抗R0の両端の電圧降下E0は等しくなり、r1~r4の影響を受けずに抵抗測定ができます。
※接触抵抗とは
接触面の粗さや酸化被膜、油、さび、埃などのゴミの付着によって接触面に起きる抵抗のことです。接触抵抗は環境条件によって数Ω~数十Ωに達し、その値は安定しないことが多いためテスタなどの2端子測定では低抵抗測定が難しい原因の一つとなっています。
以下ユーザーズガイドもご参照ください。
「抵抗計 RM3544 ユーザーズガイド」
「抵抗計 RM3545 ユーザーズガイド」
「抵抗測定の手引き 」
※ダウンロードには「my HIOKI」への登録とログインが必要です。
RM3544/RM3545
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。