【お問合せ】
電流センサ(カレントセンサ)や電流プローブにおける「周波数ディレーティング」とは何ですか?
【回答】
カレントセンサにはそれぞれの製品ごとに、周波数特性と定格電流が規定されています。
例えば、AC/DC カレントセンサCT6904 の場合は、DC~4MHz(±3dB)、500Arms という仕様ですが4MHz の時に500Arms の電流が測定できるという意味ではありません。下図のように、これらのタイプの電流センサによって測定された電流値と周波数は、周波数が高くなるに従って測定可能な電流値が低下する特性になります。
この特性を「周波数ディレーティング」と呼びます。
ディレーティングは周囲温度と測定時間を考慮して3種類の周波数ディレーティングが規定されています 。
下図は各周波数における測定可能な電流値を示しています。例えば、周囲温度30℃の時は赤色のラインのようにDC~2kHz においては 600Armsまで連続測定が可能です。ただし、確度保証外となります。更に最大入力電流は下図のディレーティングの範囲内ですが、 20ms以下であれば±1000Apeak まで許容(設計値)します。
詳細は各機種の製品仕様をご確認下さい。
※参照:CT6904 (定格電流 500Arms )の周波数ディレーティング特性
【修正】2020年12月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。