【お問合せ】
高電圧絶縁抵抗計IR5050・IR5051の、PI(成極指数)や、DAR(誘電吸収比)はどのような時に使いますか?また、どのようにして計算しますか?
【回答】
電圧を印加してから、絶縁抵抗が時間とともに増加していくかどうかを知りたい時に使います。
IR5050・IR5051では絶縁の良否基準のひとつとして使われるPI値やDAR値を自動計算して表示します。どちらも試験電圧を印加してからの絶縁抵抗の時間的な変化の程度を表します。
PI値やDAR値が1より小さいと、被測定物の絶縁劣化が進んでいると判断します。
計算式は、以下の通りです。
PI(Polarization Index)=電圧印加10分後抵抗値/電圧印加1分後抵抗値
DAR(Dielectric Absorption Ratio)=電圧印加1分後抵抗値/電圧印加30秒後抵抗値
※PI値:電圧を1分間印加した後に得られる絶縁抵抗の測定値が5000MΩより高い場合、PI値は絶縁抵抗の指標とならないことがあるため、IEEE43では推奨されていません。
※DAR値:DARは、測定値が1分以内に安定する場合に使用されます。
下記の判定基準例も参考にしていただければと思います。
※IR5050取扱説明書より抜粋
【修正】2024年7月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。