【お問合せ】
有効電力と力率の求め方を教えてください。有効電力は電圧×電流×cosθで求めるのではないのでしょうか。
【回答】
HIOKIの電力計は電圧電流同時デジタルサンプリング方式を採用しています。
有効電力P(W)は個々の電圧・電流サンプリングデータを掛け、約200ms区間のサンプルポイント(2048個)で積分することで求められます。(PW3360、PW3365の場合)
一方、力率は約200ms区間から求めた電圧実効値U(Vrms)、電流実効値I(Arms)から皮相電力S(VA)を算出し、有効電力P÷皮相電力Sから求めることができます。
力率算出までの流れのイメージは次のとおりです。
- ①式に示すとおり、電圧・電流を取得し実効値を演算する
- 1で求めた電圧実効値・電流実行値を掛けることで皮相電力S(VA)を求める
- ②式に示すとおり、有効電力P(W=VAcosθ)を演算
- ③式に示すとおり、有効電力P(VAcosθ)/皮相電力S(VA)から力率(cosθ)を算出
※演算式の詳細につきましては、それぞれの製品取扱説明書をご参照ください。
【修正】2026年1月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。