【お問合せ】
電力計を配線する際に、計器損失をなるべく小さくするためには結線をどのように行えばよいですか?
【回答】
入力レベルに応じて、以下の2つから適切な結線方法を選択する必要があります。
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電圧端子を負荷側に接続①
電圧入力端子の入力抵抗による損失を含めて電力測定を行います。
測定電圧:小、測定電流:大 の場合に有効です。
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電流端子を負荷側に接続②
電流入力端子の入力抵抗による損失を含めて電力測定を行います。
測定電圧:大、測定電流:小 の場合に有効です。
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AC/DCパワーハイテスタ3334での結線方法による計器損失の考え方を例に挙げます。
例1:100V、20Aを測定する場合
①の損失=(100[V])2÷2.4[MΩ]=0.0042[VA]
②の損失=(20[A])2×10[mΩ]=4[VA]
この場合は①の方法であればより正確に測定できます。
例2:100V、50mAを測定する場合
①の損失=(100[V])2÷2.4[MΩ]=0.0042[VA]
②の損失=(50[mA])2×10[mΩ]=0.000025[VA]
この場合は②の方法であればより正確に測定できます
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入力レベルに応じて使い分けすることをおすすめします。
なお、クランプオンセンサ入力の場合は、電流センサ側の計器損失はほとんど無視できます。
※3334は2025年9月に廃止となっております。
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。