【お問合せ】
測定カテゴリと過電圧カテゴリについて詳しく知りたいです。
【回答】
主電源供給システムには「過電圧カテゴリ」という用語が、測定器の測定回路には「測定カテゴリ」という用語が使われます。主電源供給システムは、場所により外部からのインパルス電圧が異なるため「過電圧カテゴリI」「過電圧カテゴリII」「過電圧カテゴリIII」「過電圧カテゴリIV」に分類されます。カテゴリのローマ数字が大きくなるほど外部の送電線に近く、大きなインパルス電圧が印加されるリスクが高くなります。
以前は「過電圧カテゴリIを測定する測定回路は測定カテゴリI」のように、測定カテゴリを過電圧カテゴリに対応させて分類していました。現在は、測定回路には主電源供給システムにつながないものもあることから過電圧カテゴリIはなくなり、「O」という記号で表すようになりました。これに伴い測定カテゴリIもなくなりました。測定カテゴリIIは「CAT II」、測定カテゴリIIIは「CAT III」、測定カテゴリIVは「CAT IV」という記号で表します。
ちなみに、コンセントを使用者が触れる側だけで測定する場合は測定カテゴリIIですが、裏から測定する場合は測定カテゴリIIIになります。各測定カテゴリの具体的な場所の例は、以下リンクをご参照ください。
太陽電池モジュールの安全適格性試験に関する規格(IEC 61730-1)によると、PVモジュールは過電圧カテゴリⅢで扱われているため、測定カテゴリⅢの測定器が必要になります。
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。