【お問合せ】
絶縁耐圧試験器の放電機能とはどのような機能ですか?
【回答】
絶縁耐圧試験で高電圧を印加した後、電圧が残り(残留電荷の影響)、次の工程の試験に影響する場合があります。
たとえば、巻線の絶縁耐圧試験後に抵抗計で線抵抗を測定する場合は、抵抗計が破損したり、測定値に影響が出ることがあります。
弊社の絶縁耐圧試験器(3153、3174)には自ら印加した電圧を放電させる機能が付いていますので、容量成分のある試験対象に蓄えた電荷を、試験後速やかに放電することが可能です。また、交流の耐圧試験器には放電機能はありませんが、試験後は高圧トランスの 2 次側の巻線抵抗分で同様の作用をしています。
部品の自動化生産ラインにおいて高速検査をする場合は、十分な放電時間が確保できないことがありますが、各種試験器の性能を維持するため、レコーダなどで残留電圧がないか電圧波形を確認することをお勧めします。
※ より安定した測定を行うために、抵抗計は絶縁耐圧試験の前工程でのご使用をお勧めいたします。
AC自動絶縁耐圧試験器 3174
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。