【お問合せ】
絶縁試験において、単なる良否判定だけでなく被試験物の抵抗値を記録に残す方法はありませんか?
【回答】
通常、絶縁抵抗測定において、抵抗値を記録することは可能ですが、設定によっては測定レンジを超えてしまい、オーバーフローとなって抵抗値を取得できな場合があります。
オーバーフローとなった場合など、検査時間が通常よりも2~3倍(※1)掛かることがありますが、試験器をオートレンジモードに変更することで、高い抵抗値まで取得することができます。
たとえば、試験の規格値は 1MΩ以上で合格で、通常は 100MΩ以上ある試験物の品質データとして検査結果を扱う場合です。通常試験は固定レンジ(※2)で行います。つまり、規格値として設定された 1MΩが確実に測定できるレンジを選択して試験しますので、ずっと高い値の 100MΩまでは高精度な測定はできません。このような時、オートレンジに設定しておきますと、高い値まで精度よく測定できます。
※1: 検査時間も意識してお使いください。
※2 :絶縁抵抗試験器ST5520 は、初期状態がオートレンジになっており、逆の動作になります。
絶縁抵抗計 ST5520
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。