【お問合せ】
絶縁抵抗計や耐圧試験器のテストリードで、断線や接触不良をチェックしたいのですが、良い方法はありませんか?
【回答】
簡単な方法は、試験器からそれぞれのテストリードを外し、テスタ等で導通確認する方法です。
それ以外の方法として、絶縁抵抗計や耐圧試験器に搭載された便利な機能を使うことでも対応できます。耐圧試験器には電流検出に下限値判定機能が、絶縁抵抗試験器には上限値判定機能が搭載されているものがあります。
「下限値判定機能」
耐電圧試験において、たとえ合格品であっても、最低限流れる電流がある場合、その電流値より 低い値を下限電流値として設定します。もしこの電流値以下になり「LOWER_FAIL」となれば、テストリードの接触不良や断線を疑います。
「上限値判定機能」
絶縁抵抗においては、たとえ合格品でもある抵抗値以上にはならないという場合、その抵抗値より大きい値を上限抵抗値として設定します。上限値より測定値が大きく「UPPER_FAIL」となれば、テストリードの断線又は接触不良の可能性があります。ただし、絶縁抵抗の上限値判定機能を使用する場合、高圧ケーブルの引き回しの影響や湿度の影響を受けやすいため、正確な判定ができないことがあります。
絶縁・耐圧の両方試験する場合は、比較的確実な検出ができる、耐電圧試験側で下限値設定をして接触不良検出の設定をすることお勧めします。また、最近は、接触状態を確認する「コンタクトチェック機能」を備えた試験器もありますので、それを使用するのも一案です。
※AC自動絶縁耐圧試験器3174はコンタクトチェック機能を搭載しております。
AC自動絶縁耐圧試験器 3174
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。