【お問合せ】
耐電圧試験器に「ゼロ投入スイッチ」や「ゼロクロススイッチ」と書かれていたのですが、どのような機能でしょうか?
【回答】
交流で耐電圧試験を行う際、試験電圧の出力スイッチを電圧が0V 付近で閉じるように制御された半導体スイッチのことです。
もし、このような制御無しでスイッチを閉じると、被試験物の性質によっては、出力電圧にひずみが生じ、規定電圧よりも高い電圧が発生してしまうことがあります。これにより被試験物を破損させる可能性があり、信頼性の高い耐電圧試験ができなくなります。 (理論的には、高圧を得るための昇圧トランスの1次側の電圧位相がゼロ付近で ONします。そして、電流位相がゼロ付近で OFF になる動作をします。よって、2次側の高圧は電圧位相ゼロで OFF するとは限りません。)
最近の耐電圧試験器※は、常にゼロ位相から出力するものや、ランプアップ機能により異常な電圧がでないようになっているものが多く、ゼロ投入スイッチを意識しなくても良くなっておりますので、ご確認ください。
※耐圧試験器3158、3159、自動絶縁耐圧試験器3153、AC自動絶縁耐圧試験器3174
AC自動絶縁耐圧試験器 3174
※3158は2022年5月、3159は2022年6月、3173は2019年10月に廃止となっております。
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。