【お問合せ】
耐圧試験器の仕様に記載のある、「ランプアップ/ランプダウン機能」とはどのような機能でしょうか?
【回答】
ゼロ投入スイッチによって、電圧を投入しても、被試験物によっては急に高い電圧を掛けるため過渡現象が生じる場合があります。これを避けるため、試験開始時に試験電圧を徐々に上げて行く機能を「ランプアップ機能」、試験終了時に徐々に試験電圧を下げていく機能を「ランプダウン機能」と呼んでいます。
安全規格によっては、耐電圧試験においてその被試験物の絶縁性能を劣化させないように配慮して、決められた試験電圧を急に印加せず、5 秒以内に徐々に電圧を上げていく規格もあります。
(IEC61010-1:「測定、制御および研究室用電気機器の安全性」などの規格の形式試験での要求多数あり)
最近は、JIS規格もIEC規格を翻訳したものへの整合化が進められています。以前は耐電圧試験の説明で、"設定した電圧まで速やかに立ち上げ”という表現であった規格が、"規定された電圧まで徐々に上げる"という表現に変わった規格もあります。特に形式試験においては、このような試験方法が徹底されています。このようにランプアップ、ランプダウンの方法については規格によって定めれれている場合がありますので、適用する規格をご参照ください。
※自動絶縁耐圧試験器3153、AC自動絶縁耐圧試験器3174はランプアップ/ランプダウン機能を搭載しております。
AC自動絶縁耐圧試験器 3174
【修正】2025年9月
※お客様から計測に関するお問い合わせのあった内容で、他の皆様にも参考になる情報を公開しています。
※詳細につきましては取扱説明書、製品カタログ等を参照していただきますようお願い申し上げます。